ハノイ市長:ホアンキエム湖での新建設プロジェクトは慎重に検討すべき

ホアンキエム湖にはもともとシンボルが不足しているわけではない。並木道、水面、亀の塔、そして湖周辺の街角の一つひとつが、ハノイの記憶と深く結びついている。しかし、「凱旋門」と通称される新しい建造物の構想が浮上すると、議論はたちまち白熱した。ある側はそれを建築的な見どころだと主張する一方で、反対側は「ギロチン」を連想させる姿だと指摘している。そこで問われるべきは、ホアンキエム湖には新たなシンボルが必要なのか、それともすでに十分な魅力を備えた美しさをそのまま保つべきなのか?

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ハノイ市人民委員会のヴー・ダイ・タン委員長は、新しい建造物については綿密な検討を行い、市民や文化・建築・歴史の専門家の意見を聴取すべきであると強調した。また、コンペの対象となる建造物については、建築コンペを実施する必要があるとも述べた。一見すると、これは合理的な原則だ。都市部の真ん中に建物を建てること自体が難しい中、ホアンキエム湖のような歴史的空間の隣に新しい建造物を設置するとなると、「アクセントを作る」という話だけで済ませることは到底できない。その「アクセント」が景観を損なうかどうかについて一般市民の間で議論を呼ぶようなものであれば、明らかにより慎重な検討が必要だ。

結局のところ、ハノイに必要なのは、空き地一つひとつに壮大な建築物を建設するという競争ではない。都市の遺産は、時に「何も建てていないこと」そのものにこそ価値があるのだ。もし新しい建築物が真に調和し、説得力があり、合意を得ることができれば、それは時を経てその価値を自ら証明することになるだろう。一方、ある設計が「適切」であることを市民に納得させるために過度な説明を要するのであれば、おそらく建設前に問うべき質問は「何を建設するか?」ではなく、「ホアンキエム湖にそれは本当に必要なのか?」ということだろう。

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